湘南を彩るもの・・・ラミーかみきり
梅雨入り寸前の晴れた日には、虫たちもそのことを知っているかのように、ウツギやガマズミの花に群がり、羽音高く、せわしげに飛び交っている。
満開のミカン畑の縁では、ムクゲの葉にラミーカミキリが陣取って、軽い食事と日光浴を楽しんでいる。
一・五センチたらずの細長い黒い虫で、鱗片のような白味を帯びた緑色の毛と、まっ黒な毛が、背面に南国的な模様を織りなしている。
湘南地方では、小田原・箱根付近にかたよって多く、平塚・秦野では稀に見られる程度である。
関東以南、四国、九州、台湾、中国など暖地に広く分布する種で、この地方は北限にあたるようだ。